自動化スクレイピングツール

Distill Web Monitorの有料プランは必要?料金と選び方

Distill Web Monitor(Distill.io)の有料プラン料金(Free/Starter/Professional/Flexi)と、クラウド最小間隔・checks/month・通知機能の違いを整理。価格監視を安定運用する選び方と設定の要点も解説します。

Ibuki Yamamoto
Ibuki Yamamoto
2026年6月5日 7分で読めます

Distill Web Monitorの有料プランは必要?料金と選び方

Distill Web Monitor(Distill.io)は、Webページの変更を検知して通知できる監視ツールです。無料でも使えますが、「クラウドでの高頻度チェック」や「通知・自動化」を本格運用するなら有料プランが選択肢になります。この記事では、2026年6月時点の公式料金と、用途別にどのプランが合うかを整理します。

この記事でわかること
  • Distill Web Monitorの有料料金と無料との差
  • チェック間隔・上限から見たプラン選び
  • 価格監視を安定運用する設定の要点

有料プランの料金

Distillの料金ページでは、月額として「Free $0」「Starter $15/mon」「Professional $35/mon」「Flexi $80+/mon」が提示されています。年払いはStarter/Professionalで割引がある旨も記載されています。

公式の月額目安(USD)

  • Free:$0
  • Starter:$15/月
  • Professional:$35/月
  • Flexi:$80/月〜(利用量ベースの要素あり)

※表示はDistill公式Pricingページに基づきます。


無料と有料の違い

Distillは「ローカル監視(ブラウザ拡張やデスクトップで実行)」と「クラウド監視(Distill側サーバーで実行)」が混在する設計です。有料化の判断は、主にクラウド側のチェック頻度・チェック数上限・通知や自動化機能の必要性で決まります。

クラウド監視の頻度

公式Pricingの比較では、クラウドで設定できる最小間隔(Minimum Interval in cloud)がプランで変わります。Freeは6時間、Starterは10分、Professionalは5分、Flexiは2分が目安として掲載されています。

クラウドチェック上限

クラウド監視の「checks/month(クラウドでのチェック回数)」もプラン差が明確です。Freeは1,000、Starterは30,000、Professionalは100,000、Flexiは200,000+が記載されています。

通知と連携の差

Pricing上では、Webhook & Emails Alertsの上限や、SMS通知の利用可否がプランごとに異なります。例えばFreeは「30/mon(email only)」、Starterは2,000/月、Professional/FlexiはUnlimitedなどの記載があります。

注意:クラウドの「checks/month」はローカル(ブラウザ拡張)でのチェックと別枠です。公式FAQでは「拡張機能でのチェックは無制限、一方クラウドチェックは制限される」旨が説明されています。運用設計を誤ると、思った頻度で回らない原因になります。


どの有料が向く?

目的 おすすめ 理由
まず試したい Free 監視の基本動作(変更検知・通知・範囲選択)を検証できる
在庫/価格を短い間隔で見たい Starter クラウド最小10分・checks/monthの増加で「常時稼働」に寄せられる
複数サイトを高頻度で回したい Professional クラウド最小5分・checks/month増で運用余裕が出る
大規模運用・厳しい頻度 Flexi 2分間隔や多量のチェック枠、追加課金(extra usage)前提でスケール

Flexiは、予約分を超えた利用について「超過分を当該請求期間末に課金する」旨がPricingページに明記されています。大量監視は予算管理(上限設計)が重要です。


価格監視の設計

Distillを「価格監視」に使う場合、技術的にはスクレイピングというより「差分検知」ですが、運用上の落とし穴はスクレイピング運用と似ています。誤検知・欠測・ブロックを減らすための基本だけ押さえましょう。

監視範囲を絞る

ページ全体ではなく、価格テキストのDOM付近など「変化してほしい部分」だけを選択すると、広告やおすすめ枠の変化による誤通知が減ります。

クラウドとローカルの使い分け

24時間の安定稼働が必要ならクラウド監視が基本です。一方で、秒単位の短間隔で検知したいケースはローカル監視(ブラウザ/デスクトップ側)を使う設計も考えられます。公式Pricingでも、ローカルは「5秒からの間隔設定が可能」旨が記載されています。

通知先を増やす

メールだけでなくWebhookやチャット(Slack/Teams等)への転送を組むと、見逃しを減らせます。DistillにはWebhook機能や各種通知機能のドキュメントがあります。


支払いと解約

公式ドキュメント「Billing and Payments」では、月払い/年払い、支払い方法(カード、iOS経由、Enterpriseでの送金等)、アップグレード/ダウングレードの反映タイミング、返金条件などが整理されています。

「You can manage all billing and subscription settings directly from the Billing page in Distill.」

上記の通り、請求管理は管理画面(Settings → Billing)から行う設計です。解約して無料に戻すことも可能とされています。


簡単な設定例

APIでスクレイピングするのではなく、まずはブラウザ拡張で「価格が表示される要素」を選択して監視するのが最短です。手順のイメージを以下で示します。

1. 監視対象ページを開く
2. Distill拡張 → 「Select parts of page」
3. 価格のDOM要素だけを選択
4. 条件(例:値が変わったら通知)を設定
5. 通知先(Email/Push/Webhook)を設定
6. Freeならローカル中心、有料ならクラウド頻度を設定

より詳しい手順は、公式の拡張機能ドキュメントを参照してください。


価格監視を自動化しませんか?

在庫・価格の監視を安定運用するには、対象サイトや頻度に合わせた設計が重要です。要件整理から実装・運用までご相談ください。

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まとめ

Distill Web Monitorの有料は、主に「クラウドの最小チェック間隔」と「checks/month」「通知・自動化」の強化に対して支払う設計です。個人の軽量運用ならFree、短い間隔での常時監視が必要ならStarter以上、監視量が多いならProfessional/Flexiを検討すると判断しやすくなります。

この記事を書いた人

Ibuki Yamamoto
Ibuki Yamamoto

Webスクレイピングエンジニア。10年以上の実務経験を持ち、大規模なデータ収集プロジェクトを数多く手がける。PythonとJavaScriptを得意とし、技術ブログでは実践的なスクレイピング手法を発信している。

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